トリイハウジングの建築

トリイハウジングの建築へのこだわり

トリイハウジングの家つくり

全体のバランスを考えた構造設計

設計を始める段階から、お客様1人1人のご要望に応えながら1階と2階のバランスと壁の数量を考えます。

 

地震が来た場合、例えば昔の一般的な住宅のような南側に大きな窓を配置して、他方より南側の壁が少なくバランスが悪い家では、大きな強い力が加わった場合、壁の少ない方側に力が逃げ又戻る力が弱く、結果家の崩壊につながります

他社では剛床張り工法といって、2階の床に構造用合板を梁に直張りし耐震のため取り入れられています。しかし小屋裏の床は構造合板を張らないことが多くこれもまたねじれの原因になります。弊社では2階、小屋裏にも24mm構造合板を張り、また外部壁全面に9mmの構造合板を張り家全体をバランスよく包み込むような施工をしています。

 

 

 

構造図

構造体は無垢材を使用

ヒノキ 350

最近では、構造体に集成材を使うメーカー、ビルダーが多くみられます。

集成材は木自体の温度や湿度などに影響するねじれが無いため狂いが少なく、強度にも優れ安定供給され業者にも職人にもとても使いやすい材料で、急激に普及し重宝されています。

 

しかし小さい木材を接着剤で再構成して作られる集成材はまだ新しい技術で50年、100年後の変化は想定できません。家は大事な資産で50年、100年後も大切にされるかけがえのない財産です。不安が残るものは使用しません、弊社では古くから使われ実績のある無垢材にこだわり、柱、土台には腐りにくい強度のある檜を、梁、桁には太くて強度のある米松といったように適材適所に材料を振り分け、構造体自体に耐震性や耐久性をもたらします。